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LGS(軽量鉄骨下地)工事
LGS(軽量鉄骨下地または軽鉄・軽天)工事とは、亜鉛メッキ鋼板で出来た材料を使用し、壁や天井の下地となる骨組みを造る工事のことです。昭和50年以前に主流であった木材の骨組みと比べると、耐震性・耐火性に優れ、水や湿気にも強いというメリットが多く、現在では主流となっているのがLGS工事です。
また、加工性にも優れ、建物の形状に合わせた天井や間仕切り壁が造りやすいこともメリットのひとつです。工期が比較的短く済み、また単価も安いので、コストダウンにもなります。- 主なメリット
- 軽量で建物への負荷が少ない軽鉄は銅板の厚みが0.5mmほどしかなく、木材に比べかなり軽量
- コストダウンに最適木材に比べ価格と供給が安定。施行も簡素化されている
- 耐火性に優れている不燃材料で出来ているため、消防検査にも通りやすい
- 環境にやさしい軽鉄はリサイクルが可能。地球環境にも貢献
- 工期の短縮加工性に優れているため、短期間での工事が可能
- 水や湿気に強い安定した素材のため、木材のように乾燥割れや湿気腐りがない
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ボード工事・GL工法
ボード工事とは、主に下地材(LGS等)に石膏ボードを貼る工事のことで、壁や天井のクロス貼りや塗装を施す前の下地を造る作業の事です。ボードによっては、化粧シートが表面に貼ってあるものもあり、仕上げとして使われるものもあります。
石膏ボードは、耐火・防火・遮音性能など、様々な機能を備えており、加工性・施工性もよく、また耐アレルギー性能にも優れています。GL工法とは、鉄筋コンクリートの建物に最適な、石膏系接着剤(GLボンド)によるコンクリート面とボードの直貼り工事の事です。ボンドをダンゴ状に壁に盛りつけて石膏ボードを直接圧着させる手間のかからない工法で、下地調整を省くことが出来るため、作業の省力化・大幅な工期の短縮によりコストダウンが見込めます。
また、下地調整・下地骨組みを必要としないため、部屋を広く取りたい時にも最適です。- 主なメリット
- 加工性・ 工性が良い軽量で切断も簡単。施工箇所に合わせた加工が可能
- 防音・遮音性が良いマンションやオフィスビルなど、隣の部屋への音漏れを防ぐ
- 耐アレルギー性能調湿やホルムアルデヒド低減などの機能を備えており、結露やカビの発生を抑える
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クロス・床仕上げ工事
クロス・床仕上げは、仕上げ工事の中では目に映る面積が一番多く、空間の印象を大きく左右します。
装飾性だけでなく、ビニール・和紙・珪藻土・不織布など通気性のある材質を使ったものや、防火・防カビ・消臭・マイナスイオンなど多彩な機能を付加したものもあり、お客様のご要望や用途に合わせ、職人が提案・施工致します。また、床下の束とバーチの間に配線を通す工事なども行っています。